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Imagination Over the Line

まさに栄光と転落!清原覚せい剤逮捕から警察の内偵捜査について考える

先日、元巨人軍の清原が覚せい剤0.1g所持で逮捕されたニュースを見た

もともと黒い噂はあったので、さほど驚きもしなかったが

気になったことは、警察関係者が1年あまりも内偵を続け

自宅や滞在先のホテルのゴミまで捜索されたことだ

このゴミから覚せい剤の成分が検出され、証拠として裁判所に認められ

自宅への強制捜査へと踏み入った

 

この内偵というのが結構グレーなところであり

職務質問と同じように任意捜査と言われている

憲法でいう基本的人権

犯罪の恐れがある人間を未然に防止するために

任意で捜索出来るという警察官職務執行法がぶつかり合うところなのである

お互いの立場で考えると

生活ゴミを隅から隅まで調べられていい気分の人はいないし

警察サイドは犯罪を未然に防止するために調べてるんだから当たり前だろ

という主張である

 

仮にこの内偵されている人間が無実で怒りを覚えたとしても

すいません

こう言う理由で犯罪の恐れがあったため調べましたと謝罪されて終わりである

もしそれでも気に入らなければ、その捜査によって被った被害に

該当する法律で戦うしかない

憲法は法律を無効にはするが、罰則はない)

 

今回の生活ゴミを調べられるのはどうであろう?

任意捜査は犯罪捜査規範によると

「捜査を行うに当たつては、聞込、尾行、密行、張込等により、

できる限り多くの捜査資料を入手するように

努めなければならないとある」(第百一条)

ただし当人に不利益なことは行ってはならないらしい

これに対して、名誉棄損とかプライバシー侵害による不利益も考えられるが

言い分としては弱い気がする

 

だが今回、清原の自宅はマンションだったらしいが

だいたいマンションはゴミ集積場にゴミが集まってくる

そこから清原の出したゴミとどう判別したのかは謎である

まあ予想するに

名前が書かれた書類でも見つけたのか、その捨てる現場を張込していたか

そんな感じであろう

 

また滞在先のホテルのゴミも調べたらしい 

ホテルには基本的に守秘義務というのがあるが

警察の捜査依頼があったときはその限りではない

まあ名前を書かなくても入れるホテルでも、清原ぐらい有名なら

フロントから何号室に清原らしき人物が宿泊していたという情報は

手に入るだろう

この件に関してはよほど露骨で不快な尾行をしなければ

人権侵害には当たらない

 

うーむ

任意捜査に対する人権に、もうちょっと頑張って欲しかったが

逆に言うと

疑うに値する情報があるときの警察の任意捜査は強いのである

(この辺の対応に詳しい人がいれば是非教えてもらいたい)

 

今回の捜査の発端は、その清原と一緒に覚せい剤を使用したことがある

という人物の供実だったという

任意捜査で証拠を掴むために動くには、充分であろう

 

だがしかしである

まだこの文章を書いている段階で

清原は留置場で警察の取り調べを受けていると思うが*1

まだ起訴はされていないので逆転ホームランの可能性もある

 

仮に凄腕の弁護士が(清原レベルならいい弁護士を呼ぶだろうが)

上述したような人権侵害による違法捜査を立証できれば

憲法に守られ法律上無罪となる

 

ここから先はもうモラルとか今後の本人の生き方だとは思うが

いくら法律上無罪となっても、科学で検知された覚せい剤所持使用の人々の

レッテルはもうどうやっても変えることは出来ない

違法捜査による無罪を勝ち取っても

いくら書類上は白でも

もう表では生きていけないヒールとなってしまうだろう

これは世間では裏、法律上では表となる

まさに世の中の歪みがモロに見えてしまうところである

 

PL学園から西部、巨人でのスタープレイヤー清原に憧れた人間も多いと思うし

それでショックを受けた人もいると思う

(まあそういう期待が過度のプレッシャーを生むのも分かるが)

自分は覚せい剤の罪はよくわからないが

やはりそういった人々の期待を裏切ってしまったことに対する

謝罪の深さが

今後の清原の方向性を左右すると思う

 

世間に謝罪し、徐々に信頼を取り戻すか

それともそのまま裏の黒い世界で生きていくか

 

最後に個人的意見を言うと

清原にはもうそのまま開き直って自分の道を進んで欲しいと思う

野球界の規律もたいへんだと思うが

まわりを認めさせるくらいのポジションを作ってしまえばそれでいいのである

 

勝新太郎さんはコカインと大麻で捕まったときこう言った

「なんで俺のパンツに入ってんだよ」

「もうこんなことあるなら、パンツなんてはかねーよ!」(逆切れ風)

 

 

*1

主に誰と使用したか?何処から購入したか?とか

刑事は全部言ったほうが刑が軽くなるぞとか言うが

心証の問題で、覚せい剤初犯ではそんなに刑の長さは変わらないと言われている

だいたい実刑1年半の執行猶予3年付近

 

*警察の任意捜査の危険性を元幹部が大胆指摘!

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北朝鮮疑惑のエリア

謎の多い国北朝鮮であるが、その中でも最も謎が多いとされる機関が

この朝鮮労働党39号室である

平壌中心地区の朝鮮労働党の中にあり、政府高官が個人的に使用する

ドルの調達が主な業務である

マネーロンダリングや煙草や薬の偽造、麻薬や覚せい剤の密輸等で

外貨を稼いでいると思われる

中でも有名なのは、米ドルの偽造だと言われている

「スーパードル」と呼ばれる100ドル札の偽札が1980年頃から

流通し始めて、専門機関でないと見破れないという

これに対して米国もウィーンにある北朝鮮の銀行ゴールデン・スターバンクを

閉鎖したりと対応に当たっている

さらに大きな事故をねつ造した保険金詐欺でも外貨を稼いでいる

 

この犯罪によって得た資金は、政権の重要人物、軍の幹部、朝鮮労働党等に

贈与されており、さらにその一部は核兵器や弾道ミサイルにも充てられているという

今世を騒がせている北朝鮮であるが、今後どうなっていくのであろうか?

 

 

白頭山は紀元前3000年前に最初の国が興ったとされる神聖な場所である

この山は中国との国境付近にある2700m級の山である

金日成が占領国日本に対して抵抗運動をしたのもこの山からだ

この初代最高指導者が生まれたとき、この白頭山に二重の虹がかかったとされているが

ロシアのハバロフスク付近で生まれた、というのが有力である

 

この白頭山の中腹の地中には秘密基地があるとされており

緊急時の司令部として使われるという

 

 

  • 第22号管理所

「階級の敵は、誰であろうと、3代にわたって根絶しなければならない」

と初代金日成は宣言したそうだが

ロシア、中国との国境付近の山の中にあるとされるこの施設は

政権を批判した者や、それに関わった者が最長3世代までが収容されてしまう

という強制収容所である

北朝鮮はこの存在を否定し、地図にも載っていないが

収容者や職員の脱北者がそう証言している

この強制収容所は行営里の村付近にあるとされている

 

収容者には強制労働が課され、わずかな食事しか与えられない

看守は囚人を虐待することができるため、強姦や暴力が日常茶飯事だという

都市伝説的な話では、人体実験やガス室の大量殺戮まであるとか、、、

 

 

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北朝鮮ミサイル発射!

本日朝9時頃、北朝鮮が沖縄方向に長距離ミサイル発射との報道があった

当然、びっくりするニュースであるが沖縄の人々はさぞ心配したであろう

その後、北朝鮮側から地球観測衛星「北明星4号」が軌道にのったというのが

朝鮮中央通信から発表された

 

この打ち上げロケットとミサイルが原理的には同じというが

住んでいる国民にとっては(特に今回では沖縄)大違いである

生きるか死ぬかである

どこかの翻訳でこのロケットとミサイルがごっちゃになってしまったらしい

小学校で連想ゲームってのがあったが、何人かを伝わった話はかなり違う話になる

確かに情報の伝達は難しい

だがここはプロとして向上していって欲しい

また、なにを打ち上げたかが見えてこない北朝鮮という

秘密国家をまざまざと感じさせられた

 

北朝鮮は1950年の朝鮮戦争により、共産圏の東側諸国として成立した

そして、南には大韓民国の資本国家が成立し

各国どちらを正式な朝鮮とみなすか?という歴史があった

我が国日本やアメリカなどは西側諸国は大韓民国

ソ連をリーダーとする東側諸国は北朝鮮を正式に認め

そこはまさに東西冷戦の舞台であった

そして1991年には、南北ともに国際連合に承認されるようになった

 

今回の事件は大まかに2006年の北朝鮮の核実験にまでさかのぼる

核拡散防止条約というものがあるのだが

当時これを離脱してまでも強行してしまったのだ

これにより、核、ミサイルの部品、贅沢品の輸出禁止の禁止措置がとられた

そして北朝鮮とアメリカ主導の国連と険悪になっていく

 

その6月には長距離ミサイル「テポドン2号」を発射し

数々の失敗を経て2012年衛星「銀河3号」発射

これは米国防省が軌道への到達を確認している

2015年、潜水艦発射弾道ミサイルを発射

そして今年2016年1月の水爆実験に至る

この核実験に対する国連安保理の制裁論議の真っ只中の今回である

また北朝鮮が国際社会から孤立するのは目に見えている

 

いくら北朝鮮金正恩を最高指導者とする軍国主義でも

そこに生活する人々はどう思っているのであろう?

収入に合わない軍事費で一般国民はかなり搾取された生活をしているらしい

国民が総動員で軍国主義に向かっているのであろうか?

もしそうでないなら、悲惨である

いつの時代でも戦争で一番泣きをみるのは、普通に生活する国民である

 

 

 

やりすぎ科学

 我々人類は頭を使い科学の力を用いて文明を発展させてきた

たしかに科学は偉大である

人類は科学の力によって1970年、かの有名なアポロ13号計画により

月面着陸まで成し遂げている

そろそろ一般人による宇宙旅行が当たり前となる時代がくるのではないか?

 

だがしかし科学もいろいろな顔を持っており

時としてそのダークサイドは

倫理、法律、歴史、環境

問題等とぶつかることになる

ざっと思い浮かべるだけでも人口知能、核問題、安楽死、クローン人間等

まさに映画の題材になりそうな問題ばかりである

 

そこで今回はその科学的グレーゾーンを3スポットを紹介したいと思う

個人的な感想として

1については「すごい実験してるな」

2については「最悪の事態を考えると恐ろしい」というか「どうなるの?これ?」

3については「これはGood!」

という感じである

 

1.法医人類学研究施設(FARF)

みなさんは「死体農場」と聞いてなにを思い浮かべるだろうか?

こう呼ばれる場所がアメリカ・テキサス州・フリーマン・ランチにあるのである

その面積約10万平方メートルの敷地に

「死亡時間特定のための死後経過の再現、人体の腐敗、分解に関する研究」

を目的とした当施設があるのである

その成果は犯罪科学捜査の分野で役立っている

 

敷地内には森林や茂み、池などさまざまな環境が作られている

部外者の立ち入りが許可されるのもまれであり

セキュリティーに配慮した綿密な計画により管理されている

敷地周辺1.6kmには住宅地すら無い

本来サンマルコス空港近くに設立予定であったが

死体に群がるハゲワシが空港の安全を脅かす理由で却下された

 

研究は1度に6体ほどの死体で行われ

野ざらしになっていたり車のトランクに入れられていたりもする

その気になれば自分から願い出て死後の献体の申し込みも出来るらしいが、、、

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photo bySkeleton and skulls piled on the ground | Flickr - Photo Sharing!

*写真はイメージです

 

2.大型ハドロン衝突型加速器(LHC)

宇宙空間にはブラックホールなるものが存在するらしい

ブラックホールはその内側に強烈な力を持ち

光の速度をもってしても太刀打ち出来ないという

今度は小さな世界に目を向けて見よう

我々の身近にある物質は原子でできている

 

今回紹介するLHCはフランスとスイスの国境の下100m地下に存在する

そこには全長27kmの巨大なリング状の加速器があり

欧州合同原子核研究機関(CERN)により運営されている施設である

 

ここではその原子より小さい粒子についての実験がされている

このリング状の加速器内で2つの粒子を逆方向に発射し

光の速度寸前まで加速させた際の衝突を研究しているらしい

この実験によりビッグス粒子というのをつきとめたという

 

ここまでだと何が問題かと思うかもしれないが

この実験がブラックホールを生み出し地球を飲み込んでしまう

と主張する少数派の人々もいるのだ

またストレンジレットという奇妙な物質が形成され地球上のすべての物質と融合

してすべてその奇妙な物質になってしまうという説もある

また真空泡というものが作られ人類が生きることが出来なくなるという説もある

 

多くの専門家たちは「そんなことはありえない」と主張するが

世の中には極まれに想定外のことが起きることもある

本当に少数派の言うようになれば地球の終わり

むしろこの世の終わりである

 

自分なりにまとめると

行き過ぎた科学は我々に新しい世界をもたらしてくれるが

その反面、本来人間が持っていた何かを奪い去っていくような気がする

どっちがいいのすら分からない

ただ進化しすぎて、人と人とのコミュニケーションの全くない氷の世界

人類を大量虐殺する悪意のある科学には断固反対である

 

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photo byImage Editor

 

3.スバールバル世界種子貯蔵庫

ここは文字通り世界中のありとあらゆる種子を保管している場所だ

多くの国もこのような貯蔵庫をもっているが

核兵器津波で甚大な被害を被ったときの保険的スタンスで存在している

 

ノルウェーの最大の島、スピッツベルゲンにある山の内部

入り口から120m入るとこの施設だ

 

この場所が選ばれた理由として

世界的に見て平和であることと

海抜130mにあるため津波の心配も無く、今まで目立った地殻変動もない

そしてなによりも永久凍土が種子の保存にうってつけの温度にしてくれるからだ

 

貯蔵庫の耐用年数は1000年であり、厚いコンクリートの壁と

大きな金属製のドアで守られている

室温は常時マイナス18度に保たれ

450万個種類の種子を保存するスペースがある

 

人の入場は厳格に制限されており、各ドアを開けるのに4つの異なる鍵が必要だ

ノルウェーの王族が公務で訪問した際、

貯蔵庫そのものには、入ることが出来なかった

という噂もあるぐらいだ

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 photo bySvalbard Globale frøhvelv/Svalbard Global Seed Vault | Flickr - Photo Sharing!

 

 

憤怒の神から庶民信仰~大黒天

大黒天といえば顔に笑みを浮かべ、打ち出の小槌を持ち、肩に袋を担ぎ

米俵に乗っている姿をした七福神の一つだ

 

大黒天と言えば日本的な感じもするがルーツをたどると

もともとインドの神様なのである

しかも福の神ではなく憤怒の魔人だったのだ

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photo byprorcs

大黒天のインド名はマハーカーラと言い 

その名のとおりブラックホールのようにすべてを

呑み込み無にしてしまう暗黒破壊神シヴァの一化身であるとされる

マハーカーラは髑髏の首飾りをし、手には剣を持ち、三眼の目を持ち

3つの顔、6本の腕を持っている

密教的には人間を食ってしまう悪魔をこらしめるために大日如来

憤怒の形相を表した姿とされる

今日の柔和な大黒天とは似つかない恐ろしい姿をしているのである

 

この大黒天にはおどろおどろしいエピソードもある

昔、シャマシャナというところに死体を捨てる林があり

夜になると無数の鬼神を引き連れた大黒天がめぐり歩いていた

そしてその不思議な力を借りようとする人間と取引していたのだ

なんとその代償は人間の血肉であり

その血肉に応じて延命長寿の薬や体を透明にする秘薬を与えていた

ここで取引をする人間はしかるべき修法で身を加持しなければ

血肉だけ奪われ何も得ることが出来なかったという

 

日本に大黒天信仰が入ってきたのは平安時代らしい

そして神仏習合が進み、日本古来の神である大国主命(おおくにぬしのみこと)

と同一視されるようになったのである

理由は大国がだいこくと読めるからである

(個人的にそんなんで一緒にしていいのかと思うが)

 

そしてインドでも日本でいう室町時代頃には

憤怒の神であった大黒天は福の神とみなされるようになリ庶民に親しまれる

ようになった

 

大黒天を祀ることにより家が栄え、商売が繁盛するという

だが密教的にはこのおどろおどろしいマハーカーラの像を用意しなければならない

それをしかるべき所に安置し、供物、香などで供養し

大黒天呪を静かに唱える

これを3年間ひたすら続けると柔和な大黒天が現れ

その家は栄え何事も上手くいくという

 

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photo byDaikokuten | Flickr - Photo Sharing!

 

 

 

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厳重保管庫

  • フォートノックス金塊貯蔵庫

これは007「ゴールドフィンガー」(1964)での舞台になっており

金塊の貯蔵庫としては有名である

当作品の敵であるゴールドフィンガーは大物を招きここに眠る大量の金塊を

利用した儲け話を提案する

一同はそんなこと出来る訳がないとゴールドフィンガーを小馬鹿にした態度をとる

なぜならフォートノックスは軍隊の町でありその貯蔵庫はその陸軍基地と隣接しているからだ

もちろんその金塊貯蔵庫自身のセキュリティーも半端ではない

だがしかしその場で金塊を強奪しなくても上手くいく方法があると説明する

詳しくは当作品を見るのをお勧めする

 

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この貯蔵庫は1936年に財務省によって設立され合衆国憲法や独立宣言

リンカーンゲティスバーグ演説、ハンガリー王室の戴冠用宝石

マグナ・カルタグーテンベルク聖書などの貴重品が保管されている

保管庫の入り口は厚さ53cm重さ20トンあまりの耐爆扉で守られており

先ほどの陸軍の関係もありここを破るのは不可能である

しかしここの金塊にはいろいろな噂がこと耐えない

それはここには金塊がほとんど残っていないのではないか?

という噂である

ドイツ国はここに金塊を1300トン預けているが返還を求めても

ここのほうが安全だと微量の金しか返還されないのである

そして我が日本もここにいくらかの金を預けている

ひょっとしてここにはもう金塊は眠っていないのか

謎である

それともゴールドフィンガーの作戦は実在し成功してしまったのであろうか

オカルティックな話ではここは宇宙人が持ってきた品物の保管所になっている

という説まである

 

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 photo byCharles Diaz

 

 

英国では「イングランド銀行の金庫と同じくらい安全だ」

という喩があるくらい厳重警備の代名詞になっている

およそ312トン24金の延べ棒で2万3000本を所持し

数10億ポンドのセキュリティーのあまい国からの金も預かっている

ハーバート・ベッカー卿の設計の建物は地上7階地下3階で

1階の外壁には窓が1つもなく他の建物とは一切接していない

金の延べ棒は傷がつかないよう4本までしか積み上げず

壁は爆弾にも耐えられるように設計されている

ちなみに鍵は長さ90センチもあり錠前に差し込んだ上に脇のマイクに

パスワードを言わなければ解錠できない

保管庫の職員の身元は極秘事項で誘拐による脅迫を防ぐためだ

そんなあなたもこの銀行に金塊を預けてみてはいかがだろう?

 

 

 

  • アイロンマウンテン社の保管施設

マッシュルームの生産販売で富を築いたハーマン・クラウストは世界大戦と冷戦が

もたらした新たなビジネスに目を付けた

軍事攻撃や災害から公式記録を守るための保管場所が必要だった

そしてクラウストは

元々鉱山の町であったペンシルべニア州バトラー、ボイヤーズの廃坑を利用した

貯蔵庫とするビジネスに手を付けた

それがアイロンマウンテン・アトミックストレージ社だ

利用価値のない洞穴を貯蔵庫にそして「鋼鉄の山」のネーミング

なるほどなるほどって感じだ

同社の顧客はコービス社の写真ライブラリー、政府機関、映画会社、米国立公文書館などになっている

 アイロンマウンテン社に近づくと武装した警備員に入念に調べられ

巨大な鋼鉄製ゲートを通り建物に入ると監視カメラの眼がひかり

ゲストには始終監視員が付き添うことになる

 

1円玉の科学

さて前回は何十億のビッグマネーの話をしたが今度は逆の話

そう1円玉

素材としてはアルミニウム100%

昔飲み屋で他の客が

「1円玉を拾うのはその拾うという行為に対して割に合わない」

という話をしていて

なかなか面白いことをいうなと盗み聞きした覚えがある

ということで今回それを真面目に考えてみよう

とりあえず時間的にだけ考えてみる

今歩いている状態から素早く1円を拾いポケットにさっと入れる

ざっと2秒って感じだ

1時間3600秒なので時給1800円

年収にして8時間勤務の月25日としよう

すると1800×8×25×12=432万円

もちろん1円を拾ってボーナスが出ることはないので年収432万円

なるほどー

これからもし道を歩いていてもしこいつに遭遇したときはこの時給1800円

年収432万円の上か下かをじっくり考えて冷静に対処して欲しい

何言ってんだ!

それくらい1秒切らないと話になんねえよ

蕎麦が伸びちめーよ!てやんでぇーい!

って猛者はその行為は年収1000万オーバーも可能なことも伝えておく

ただし1000万集まるころに生きているタフな奴限定だ

もちろんこれに加えて拾うことのリスクおよび運動量ってのもあるわけだが

こいつの計算はかなり上級者向けなので腕に自信のある方は挑戦してみて欲しい

逆にもし拾っている人を見たらこのことをふまえて年収を推測してみよう

 

*本文は決して1円玉を拾うことを薦めている訳ではありません