厳重保管庫
- フォートノックス金塊貯蔵庫
これは007「ゴールドフィンガー」(1964)での舞台になっており
金塊の貯蔵庫としては有名である
当作品の敵であるゴールドフィンガーは大物を招きここに眠る大量の金塊を
利用した儲け話を提案する
一同はそんなこと出来る訳がないとゴールドフィンガーを小馬鹿にした態度をとる
なぜならフォートノックスは軍隊の町でありその貯蔵庫はその陸軍基地と隣接しているからだ
もちろんその金塊貯蔵庫自身のセキュリティーも半端ではない
だがしかしその場で金塊を強奪しなくても上手くいく方法があると説明する
詳しくは当作品を見るのをお勧めする
価格:1,000円 |
この貯蔵庫は1936年に財務省によって設立され合衆国憲法や独立宣言
マグナ・カルタ、グーテンベルク聖書などの貴重品が保管されている
保管庫の入り口は厚さ53cm重さ20トンあまりの耐爆扉で守られており
先ほどの陸軍の関係もありここを破るのは不可能である
しかしここの金塊にはいろいろな噂がこと耐えない
それはここには金塊がほとんど残っていないのではないか?
という噂である
ドイツ国はここに金塊を1300トン預けているが返還を求めても
ここのほうが安全だと微量の金しか返還されないのである
そして我が日本もここにいくらかの金を預けている
ひょっとしてここにはもう金塊は眠っていないのか
謎である
それともゴールドフィンガーの作戦は実在し成功してしまったのであろうか
オカルティックな話ではここは宇宙人が持ってきた品物の保管所になっている
という説まである
photo byCharles Diaz
- イングランド銀行保管庫
英国では「イングランド銀行の金庫と同じくらい安全だ」
という喩があるくらい厳重警備の代名詞になっている
およそ312トン24金の延べ棒で2万3000本を所持し
数10億ポンドのセキュリティーのあまい国からの金も預かっている
ハーバート・ベッカー卿の設計の建物は地上7階地下3階で
1階の外壁には窓が1つもなく他の建物とは一切接していない
金の延べ棒は傷がつかないよう4本までしか積み上げず
壁は爆弾にも耐えられるように設計されている
ちなみに鍵は長さ90センチもあり錠前に差し込んだ上に脇のマイクに
パスワードを言わなければ解錠できない
保管庫の職員の身元は極秘事項で誘拐による脅迫を防ぐためだ
そんなあなたもこの銀行に金塊を預けてみてはいかがだろう?
- アイロンマウンテン社の保管施設
マッシュルームの生産販売で富を築いたハーマン・クラウストは世界大戦と冷戦が
もたらした新たなビジネスに目を付けた
軍事攻撃や災害から公式記録を守るための保管場所が必要だった
そしてクラウストは
元々鉱山の町であったペンシルべニア州バトラー、ボイヤーズの廃坑を利用した
貯蔵庫とするビジネスに手を付けた
それがアイロンマウンテン・アトミックストレージ社だ
利用価値のない洞穴を貯蔵庫にそして「鋼鉄の山」のネーミング
なるほどなるほどって感じだ
同社の顧客はコービス社の写真ライブラリー、政府機関、映画会社、米国立公文書館などになっている
アイロンマウンテン社に近づくと武装した警備員に入念に調べられ
巨大な鋼鉄製ゲートを通り建物に入ると監視カメラの眼がひかり
ゲストには始終監視員が付き添うことになる