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Imagination Over the Line

北朝鮮ミサイル発射!

本日朝9時頃、北朝鮮が沖縄方向に長距離ミサイル発射との報道があった

当然、びっくりするニュースであるが沖縄の人々はさぞ心配したであろう

その後、北朝鮮側から地球観測衛星「北明星4号」が軌道にのったというのが

朝鮮中央通信から発表された

 

この打ち上げロケットとミサイルが原理的には同じというが

住んでいる国民にとっては(特に今回では沖縄)大違いである

生きるか死ぬかである

どこかの翻訳でこのロケットとミサイルがごっちゃになってしまったらしい

小学校で連想ゲームってのがあったが、何人かを伝わった話はかなり違う話になる

確かに情報の伝達は難しい

だがここはプロとして向上していって欲しい

また、なにを打ち上げたかが見えてこない北朝鮮という

秘密国家をまざまざと感じさせられた

 

北朝鮮は1950年の朝鮮戦争により、共産圏の東側諸国として成立した

そして、南には大韓民国の資本国家が成立し

各国どちらを正式な朝鮮とみなすか?という歴史があった

我が国日本やアメリカなどは西側諸国は大韓民国

ソ連をリーダーとする東側諸国は北朝鮮を正式に認め

そこはまさに東西冷戦の舞台であった

そして1991年には、南北ともに国際連合に承認されるようになった

 

今回の事件は大まかに2006年の北朝鮮の核実験にまでさかのぼる

核拡散防止条約というものがあるのだが

当時これを離脱してまでも強行してしまったのだ

これにより、核、ミサイルの部品、贅沢品の輸出禁止の禁止措置がとられた

そして北朝鮮とアメリカ主導の国連と険悪になっていく

 

その6月には長距離ミサイル「テポドン2号」を発射し

数々の失敗を経て2012年衛星「銀河3号」発射

これは米国防省が軌道への到達を確認している

2015年、潜水艦発射弾道ミサイルを発射

そして今年2016年1月の水爆実験に至る

この核実験に対する国連安保理の制裁論議の真っ只中の今回である

また北朝鮮が国際社会から孤立するのは目に見えている

 

いくら北朝鮮金正恩を最高指導者とする軍国主義でも

そこに生活する人々はどう思っているのであろう?

収入に合わない軍事費で一般国民はかなり搾取された生活をしているらしい

国民が総動員で軍国主義に向かっているのであろうか?

もしそうでないなら、悲惨である

いつの時代でも戦争で一番泣きをみるのは、普通に生活する国民である